ワキガ・多汗症: 2007年12月アーカイブ

ワキガに関係している汗腺は二つあるのですが、一番ワキガに関係している汗腺はアポクリン汗腺です。アポクリン汗腺はどこにあるのかというと、ワキガといえば脇です。そして脇だけでなく、アポクリン汗腺は乳輪や性器、肛門の近くの体毛が密集している部分にもあるといわれています。ワキガは多汗症とも関連しているといわれています。ワキガと多汗症に共通して言えるのはアポクリン汗で、この成分はたんぱく質や糖質、アンモニアなどによって生成されています。どちらかというとこのアポクリン汗はワキガの原因になるくらいの汗ですからさらっとしたさわやかな汗ではなく、少しべとついた汗です。

ワキガの原因になっている汗は臭いは特にしませんが、ではなぜワキガが臭うのでしょうか。それはアポクリン汗の中の成分が皮膚について、それによって細菌が分解されて強い臭いが発生してしまうのです。これがワキガの原因になります。ワキガと一緒に多汗症になってしまうと、汗が沢山出ますし、ワキガの臭いの範囲が広くなってしまいます。これがワキガで悩んでいる人の一番の悩みではないでしょうか。汗は緊張したり悩んだりストレスがたまっていると出やすいといわれています。ですからワキガに悩みすぎてまた汗をよくかくことになって、それがワキガを悪化させるとも言われています。

ワキガには関係している汗腺が二つあって、アポクリン汗腺と、エクリン汗腺という汗腺が関係しています。ワキガに直接関係しているのはアポクリン汗腺ですが、ワキガには直接は関係していないのですが間接的に関係しているのが、エクリン汗腺です。

エクリン汗腺は小さくて体の様々な部分にあり、汗を分泌しています。ワキガには直接関係していないエクリン汗腺から出ている汗は成分のほとんどは汗だといわれていて、少し塩分や乳酸、アンモニアが入っています。一日に人は2リットくらい汗をかくといわれています。人は汗をかくことによって、体の温度の調整をしています。このエクリン汗腺は臭いはほとんどしないといわれています。

ワキガとはあまり関係していないエクリン汗は皮膚を弱酸性にして細菌が繁殖するのを防いでくれますからワキガの元となる臭いを抑える働きがあります。

ワキガにはあまり関係ないのですが、やはりワキガと関係のあるアポクリン汗と混ざってしまうと臭いがきつくなってしまいます。混ざることで細菌が増えて、汗をかくと臭いがきつくなるのはワキガも一緒でエクリン汗もワキガに関係してしまうのです。ワキガの人は継続して汗の臭いがしますが、汗をかいた洋服をそのままにしておくと臭くなるのはこの二つの汗腺が原因です。

ワキガや多汗症になりやすい体質というのは共通しているものがあるといわれています。ストレスがたまりやすい人は、ワキガや多汗症になりやすいのではないかと言われています。

ストレスは体の中の細胞を悪い意味で刺激します。そして汗腺をも刺激してしまいますからストレスを感じることによって汗をかきやすくなってしまって、ワキガや多汗症の症状を引き起こすといわれています。また、手に汗をかきやすい人も、ワキガや多汗症の症状が出やすいといわれています。夏に暑くて汗をかいたり運動をしたことによって汗をかくというのは問題ないのですが、緊張したり、興奮したりして手に大量の汗を描いてしまっている人は、ワキガや多汗症の体質の人が多いようです。

冬などの気温が低い寒い時期に汗を描いてしまう人も、ワキガや多汗症にかかっているという人が多いともいわれています。風邪を引いたときの汗はいいのですが、寒いのに嫌な汗をかいている人は、一度ワキガや多汗症の疑いがあるかもしれないのでクリニックにいってみるといいかもしれません。ワキガと多汗症は共通した点が多く、どちらかを発症していると、両方発症する人も多いようです。ワキガや多汗症の疑いがある人は一度調べてみるといいかもしれません。

ワキガや多汗症になりやすい人というのは、共通点があるとよく言われますが、ワキガや多汗症の共通点の一つに、食生活があります。これはお肉や揚げ物が好きな人というのはワキガや多汗症になりやすいとも言われているのですが、普段少し食べるくらいなら特にワキガや多汗症に問題があるというところまで症状が悪化しないと思いますが、ワキガや多汗症の人というのは、揚げ物やお肉の摂取量が過剰な場合が多いようです。また、揚げ物や肉料理には香辛料が多量に使われているのですが、これが汗腺を刺激してしまって、汗を出すことになり、ワキガや多汗症を引き起こすとも言われています。

ワキガや多汗症の人はできるだけ揚げ物や肉料理を避けるようにして、ワキガや多汗症の症状を軽減させるようにしましょう。また食べ物だけがワキガや多汗症と関係しているのではなくて、お酒などのアルコール類も関係しているといわれています。アルコールが体内で消化されるときには、汗腺が刺激されますからワキガの原因の臭いが発生することになります。食べ物や飲み物を見直すことでワキガや多汗症は予防できますからワキガや多汗症の症状が少しでもある人は注意してみるといいかもしれません。

ワキガや多汗症の手術には色々な手術がありますが、ワキガや多汗症の手術の直視下敵除法を紹介したいと思います。

このワキガの手術はわきの下の大体3センチくらいの部分をメスで切開します。そして、わきの下の周りにあるワキガの原因のアポクリン汗腺を目で確認しながらドクターによって切除していく手術の方法です。ワキガの臭いや汗のものになる汗腺そのものを取り去りますから、ワキガが再発することもなく、ワキガや多汗症の完治が出来る手術の方法です。このワキガや多汗症の手術は1時間から1時間半程度で終了する手術です。麻酔には局部麻酔を使って行われます。ワキガの手術を受けているときは麻酔が効いていますから痛みは感じないようです。

ワキガの手術が終わってからは多少は痛みや違和感があるものの、痛み止めの処方もありますし、耐えられないほど苦痛な痛みは無いようです。このワキガ手術では傷跡にも考慮して出来るだけ残らないように脇のしわに沿って切るよう菜手術なので、ワキガや多汗症の手術を受けたことがわからないようになっているそうです。ワキガや多汗症の再発することなく完治するにはとても有効な手術の方法です。少し痛みや違和感は残りますが、傷跡も目立たず、これでワキガや完治るというので人気のあるワキガ手術です。

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